アルザス・ワイン街道の旅へ一。 最初はアルザスワイン・ランゲン。

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51を数えるアルザス・グラン・クリュ(特級ワイン)の中の1つ。
このランゲンは、アルザスのワイン畑の中で最も南に位置しています。
傾斜が厳しく南向きという地形の特性のため、太陽の恵みをたっぷりと受けたぶどうの栽培が可能です。
ランゲンはまた、火山性の土壌で作られた独特な「テロワール」(ワイン産地特有さ)が評判を呼んでいます。
珪質岩と塩基性溶岩で構成された土壌は、肥料要素がとても豊かで、固い岩、石がゴロゴロした土壌、黒っぽい岩は、熱の蓄積を助け、そこで育つぶどうはその恩恵を受けています。
この22.13ヘクタールあるランゲンの畑では、リースリング、ピノ・グリ、ゲヴルツトラミネールの3種類が栽培されています。


2015年のアルザスのぶどう収穫は、おおむね9月2日~10月2日で終了。

今年は、猛暑の恩恵で糖度の高いぶどうがしっかり育ち、補糖する必要がなく、冷夏の昨年と比較すると収穫は楽な作業となりました。