Alsace Trip Part 2 - トラブル発生

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今回の旅の大まかなプランは、ミュールーズからアルザス地方を北上していくというもの。

アルザスへ行ったことが無い方のために…
アルザス地方はフランスの北東に位置し、細長い形をしています。
ミュールーズ(街名)は、アルザス地方の最南端にあり、ミュールーズ空港にはヨーロッパ各地から飛行機が乗り入れています。
ミュールーズ観光局のページには、『ミュールーズは、アルザスの風景の中で、宇宙的効果を醸し出している』と書かれている通り、びっくりするくらい沢山の工場があることでも知られています。
例えば、『Rhodia-Clairefontaineグループ』、特にRHODIAのロゴは文房具屋さんでご覧になったことがある方も多いのでは…?
フランスではそこら辺のスーパーでも買える、とても一般的な商品なのですが、なんと!フランス市場の次に売れ行きが良いのが日本市場なのだとか…。
日本では、お洒落な文房具屋さんにお洒落な感じでディスプレイされてあることが多く、何故かフランスで見た時よりもお洒落に見えるこの不思議。



Clairfontaine

この日の予定は、8時30分にミュールーズのホテルを出て、ランゲンの美しい景色を眺め、10時半にワイナリーAgathe Bursinへ到着…という至ってシンプルなものでした。

それが…
前夜ミュールーズ空港で、レンタカーカウンターへ行った時のこと。
アムステルダム乗り換えの長旅で社員全員ヘトヘトだったのですが、カウンターで待たされる待たされる…。着いた瞬間から「あぁフランスに来たなぁ…」と思わされ、ようやく車の鍵を渡された時には全員「さぁ行こう!!!」と、出発前の点検も無しで出発してしまったのです…。というか、レンタル会社側からはただ鍵を渡されただけで、点検については何も言われなかったのです!!

そして翌日、意気揚々とミュールーズのホテルを出発した私たちでしたが、10分程走ったところで、信号待ち中に若い男性が車に近寄ってきました。
「タイヤが完全に潰れていて、かなり危ないですよ」と言っている…。

急いでチェックすると、同僚が「こんなに潰れているタイヤは見たことが無い」と言う程、ぺったんこになっていました。




大慌てで町中にある修理工場を探し、職人さんに見てもらって分かったのは、ホイールが欠けており、そこがタイヤに刺さって穴が開いてしまったのだろうと…(写真左部分。職人さんが無料で空気を入れて下さったおかげで、写真上ではタイヤが膨らんでいます)

チーーーーーーーン・・・

この時点でランゲンの美しい景色は見れないことが決定。
一軒目のワイナリーにも行けるかどうか。

意気消沈した一行は、昨夜とんでもない車を押し付けたレンタカーの支店(街中)へ出向き、交換を要求。
しかしそこでも待たされる待たされる…。
偉い感じの社員が出てきて特に急ぐ様子もなく、壊れたホイールの写真を撮ったりしている…。

結局、緑色の可愛いミニに交換してもらった時には、ワイナリー到着予定時間を大幅に過ぎておりました。